インナーボールで「膣トレ」をおこなうと、生理痛改善・尿もれや子宮脱の改善・パートナーとのラブ・ライフの充実など、いいことばかりです。しかも、下腹部が引き締まり、ダイエット効果もあります。
インナーボールのダイエット効果は、ヨガなどの運動中に使うことによって、トレーニング効果がアップします。インナーボールでの膣トレに慣れてきた方のために、ヨガとインナーボールの相乗効果についてご紹介します。
目次
ヨガと相性がいいインナーボール
インナーボールは、サイズ・重さがあっていないと効果を発揮しません。ご自身にあったものを見つけるには、以下の点をチェックする必要があります。
- 正しいサイズか
- ボールの数
- 掃除が簡単か
ただ、一つ一つインナーボールを調べるのは大変。そんな方のために、ヨガに合うインナーボールを2つ紹介いたします。
初心者向けで誰も使える|LCインナーボール
(引用:ラブコスメHP)
サイズ | 34㎜ |
ボールの数 | 2つ |
洗いやすさ | 〇 |
詳細 | LCインナーボール公式 |
・日本製だから安心!
・直接水洗いできる!
・サポートも充実!
LCインナーボールは、株式会社ナチュラルプランツという日本の会社が作ったものです。
インナーボールの多くは海外製。「海外のものは怖い…。」という方は、日本製のものから始めてみましょう。これから始める方向けのインナーボールです。
雑誌auauでも紹介!|さくらの愛猫
(引用:ラブコスメHP)
サイズ | 108㎜(全長) |
ボールの数 | 1つ |
洗いやすさ | △ |
詳細 | さくらの愛猫公式 |
・膣トレと感度磨きができる
・アプリと連動して動く
さくらの愛猫は、膣トレだけでなく、感度磨きもできるインナーボールです。
アプリと連動してインナーボールが振動するため、感度磨きには最適。オーガニズムを高めたい方向けです。
ヨガとインナーボールは相性がいい
インナーボールのトレーニングで大切なことは、呼吸を意識することです。息を止めずに、筋肉をリラックスした状態でおこないます。リラックス状態を保ちながら、ゆっくりと呼吸をしながら、膣をしめたりゆるめたりします。
この動きは、ストレッチやヨガも同じと言えます。息を止めると、筋肉がこわばってしまい、効果は半減です。リラックスして力を抜いた状態で、ゆったり呼吸をすることが大切です。
「膣トレ」のような下腹部を意識しながらの運動は、激しい運動よりも、ゆったりした運動の方が相性がいいのです。
インナーボールとヨガ:「しめる」動作の共通性
ヨガでは、意識して「しめる」時があります。一度、体の流れを止めるためです。「しめる」場所は、主にのど・みぞおち・肛門の3ヶ所。しめたあとにゆるめると、血液がどっと流れ、体が活性化されます。
さらに「しめる」と丹田(へその下のあたり)に気が充実して、体が安定します。肛門・会陰・膣は、骨盤底筋によってつながっているので、どの部分を鍛えても、お互いに良い効果があります。
インナーボールと相性の良いヨガの呼吸方法
ヨガの呼吸方法は、何種類もあります。
・胸式呼吸
・腹式呼吸
・完全呼吸
・片鼻呼吸
他にも色々な呼吸法がありますが、基本は鼻から息を吸います。この中でインナーボールと一番相性の良い呼吸方法は、腹式呼吸です。
吸う時と吐く時のどちらでしめるかは、厳格な決まりはありません。ここでは、吐く時にインナーボールを引き上げるようにしめることをおすすめします。
ヨガ×インナーボールのトレニング効果、2つのメリットを同時に得ることができる簡単エクササイズをご紹介します。
インナーボールを入れてヨガの腹式呼吸
ヨガの呼吸方法を意識しながらインナーボールでトレーニングします。安楽座など骨盤をまっすぐ立てて座り、肩の力を抜いて行います。
〇手順
・最初に息を吐きます
・お腹を膨らませながら息を吸います
・お腹を凹ませながら息を吐きます
・吐く動作の間、膣や肛門を意識して引き上げます。
・腹圧をかけ息を吐き切ります。膣をつり上げる状態を保ちましょう
トレーニングの際には、体がリラックスしていることが大切です。肩の力を抜き、下腹部を意識します。5〜10回くり返します。
このトレーニングをすると、だんだん頭がリラックスしてきて、体が温まってくるのを感じます。
〇得られる効果
・自律神経が整う
・血流が良くなる
・インナーマッスルが鍛えられる
・消化、排泄力アップ
インナーボールと相性の良いヨガポーズ
インナーボールを意識しながらの腹式呼吸をマスターしたら、次に簡単なヨガポーズにチャレンジしてみましょう。
簡単で代表的なヨガポーズとインナーボールのコラボエクササイズを3つご紹介します。
【ヨガポーズ①】猫のポーズ
ヨガの代表的なポーズです。ヨガ初心者でも簡単にできるポーズとして知られています。
四つん這いになり背中を丸めている状態が猫にに似ています。
〇手順
・両手と両膝をついて四つん這いの姿勢になります。
・腕と足は肩幅程度に開き、目線は床に向けます。
・息を吸いながら、ゆっくりと腰をそらします。
・目線はゆっくり床から天井に向けます。
・反らしたまま数秒キープします。
・息を吐きながら、ゆっくりと背中を丸めます。
・目線はゆっくりおへそに向けます。
・丸めたまま数秒キープします。
息を吐く時に、インナーボールを意識しながら膣を引き上げます。この流れを5〜10回くり返します。
〇得られる効果
・反り腰の緩和
・腹部のインナーマッスルの強化
・肩や首のこり軽減
・整腸作用
・自律神経を整える
【ヨガポーズ②】立ちポーズ
ヨガの有名なポーズ・太陽礼拝の最初のポーズ=両手を強く上に上げる(ポーズ・ウールドヴァ ハスターサナ)です。
顎を引いて肩の力を抜き、足の裏全体でバランスを取りながら、足を揃えて立ちます。(山のポーズ)背筋はまっすぐのばし、肩と腕の力を抜きます。
〇手順
・足は肩幅に開き、リラックスします
・息を吸いながら両手を外側から天井へ引き上げます。
・肩に力が入りすぎないように頭の上で手のひらを合わせます。
・目線は、天井、または正面。
・呼吸を3回繰り返します。
吐く呼吸の時に、インナーボールを意識しながら、膣を引き上げましょう。
腰が反らないように気をつけます。
〇得られる効果
・肩こり緩和
・二の腕ひきしめ
・姿勢を整える
【ヨガポーズ③】寝たままポーズ
「橋のポーズ」(セツ・バンダ)という名前のポーズです。体の全身を使って橋の形を作ります。
お尻の筋肉をひきしめて、両腕と足の裏で体を持ち上げます。
〇手順
・仰向けにねます
・手のひらは床へ向けます
・足を腰幅に開き、両膝を立てます
・息を吸いながら、両腕で床を押すようにしてお尻を持ち上げます
・両腕と足の裏でしっかりとマットを押します
・このままの姿勢のまま呼吸を3回繰り返します
吐く呼吸の時に、インナーボールを意識しながら膣を引き上げましょう
〇得られる効果
・肩こり緩和
・お尻のひきしめ
・姿勢を整える
インナーボールのヨガトレーニングで大切なこと
ヨガの呼吸と簡単なヨガポーズ、そしてインナーボールを組み合わせれば、体のコリや流れを良くすると同時にインナーマッスルを鍛えることができます。
その時に、大切なことは下記の4つです。
・無理をしない
・リラックスする
・良いイメージを持つ
・継続する
「無理せず、しかし継続する」ことを忘れずに挑戦してみてください。
この記事を読んだだけではピンとこなかった方は、動画を参考にしましょう。ヨガのポーズは、You Tubeにも動画がたくさんアップされています。実際の動きを見ながら一緒にポーズを取れば、正しくトレーニングができるでしょう。
インナーボールとヨガの相乗効果をねらって、挑戦してみましょう。
関連:インナーボールの使い方