「インナーボールが膣にぴったりくっついて抜けない…」
そんなときは焦らず落ち着いて対処しましょう。
インナーボールが抜けないときの対処法と正しい使い方を解説します。これを読めば「よくインナーボールが抜けなくなる…」という悩みが無くなりますよ。
目次
インナーボールが抜けないときの対処法
- 身体の力を抜いてリラックスする
- インナーボールをゆっくりと下に引き抜く
- 抜けない場合はローションを使う
インナーボールが抜けなくなった場合はこの3ステップを試しましょう。
ローションを膣の入り口に塗ってすべりを良くすれば抜けやすくなるので、《焦らない・無駄に力を入れない》を心がけてください。
もしローションを使っても抜けない場合は、咳・くしゃみ・ジャンプなどをすると抜けやすくなります。
ただしインナーボール使用中のジャンプはおすすめできないので、どうしても抜けない場合の最終手段として取り入れてください。
「インナーボールが抜けない」を解決!正しい取り出し方
- 10~15分使用したら膣トレをやめる
- 楽な姿勢を取る
- インナーボールの紐部分をやさしく持つ
- ゆっくりと下方向に引き抜く
インナーボールを抜くときはリラックスできる姿勢を取りましょう。横になると無駄な力が入らないのでおすすめです。
インナーボールの抜き方は、紐部分をやさしく持ってあまり力を入れずに抜くのがコツ。
抜くときに力を入れすぎると紐が伸びて切れる危険性があるので気をつけてください。タンポンを抜くイメージで、そっと抜けば問題ありません。
インナーボールが抜けないのは正しい使い方をしていないから
- 使用前にインナーボールを洗う
- 楽な姿勢を取ってリラックスする
- インナーボールをゆっくりと挿入
- そのまま10~15分過ごす
- インナーボールを取り出す
正しい使い方を守ればインナーボールでトラブルが起きることはまずありません。インナーボールが抜けなくなる人は、このうちのどれかを守っていない場合が多いです。
※ポイント:インナーボールを衛生的に使うならコンドーム+ローションの使用がおすすめ。雑菌が付きにくくなりますし、ローションの使用によってインナーボールの着脱がスムーズになります。
インナーボールが抜けない原因にも!間違った使い方
- インナーボールを長時間使う
- インナーボールを入れたまま運動する
- 痛いのに無理やり入れる
インナーボールが抜けない人の多くはこのような使い方をしています。当てはまるものがある場合は今すぐにやめてください。
インナーボールを長時間使う
インナーボールを長時間使うと、ボールが膣にぴったりとくっついて抜けないことがあります。インナーボールの推奨使用時間は10~15分なので、長時間の使用はやめましょう。
各販売サイトでは慣れれば最長3~4時間程度の使用はOKとされていますが、推奨使用時間は15分程度です。
長時間使ったからといって効果の上がる物ではないので、安全のためにも10~15分の使用にしておきましょう。
インナーボールを入れたまま運動する
インナーボールを入れたまま運動するのも間違った使い方です。販売サイトによってはインナーボールを入れた状態でのエクササイズは禁止としています。
インナーボール使用中に運動すると…
- 膣に負担がかかる
- インナーボールが奥に入り込む危険性がある
インナーボールの中には重りが入っています。そんな状態で激しい運動をすれば膣に負担がかかるのは明白です。
そればかりか、運動の動きによってはインナーボールが動いて奥に入るこむ危険性もあります。
正しい使い方だとこんなことはありえないので、インナーボールを入れた状態での運動はやめましょう。
痛いのに無理やり入れる
痛くて入らないのにインナーボールを無理やり挿入するのもダメです。痛い=インナーボールのサイズが合っていません。
痛いのに無理やり入れる→取り出しづらくなるのは明らか。サイズが合っていないと取り出すのも一苦労です。
インナーボールが痛くて入らない場合はサイズの小さいボールに変えてください。
インナーボールが抜けない人におすすめ!着脱しやすいインナーボール
- くびれが少ない
- サイズが小さい
- シングルタイプ
- 重さがある
着脱しやすいインナーボールの特徴は上記のとおり。インナーボールが抜けにくくなることが多い人は、これらの特徴に当てはまるインナーボールを使用するのがおすすめです。
くびれが少ない
インナーボールは通常ひょうたんのようなくびれた形をしています。
このくびれが膣内にぴったりとフィットするので、着脱しやすさを重視するならくびれの少ないインナーボールを使いましょう。
「くびれが少ないと落ちるのでは?」と心配になるかもしれませんが、適切なサイズのインナーボールを選べば大丈夫です。
重いインナーボールは落ちやすいので、使用中に落ちるのが心配な人はくびれが少なくて軽いインナーボールを選びましょう。
サイズが小さい
サイズが大きいインナーボールだと抜くときも一苦労です。インナーボールがよく抜けなくなる人はサイズの小さい物に変えてみましょう。
サイズが小さいインナーボールだと、それこそタンポンと同じ要領で簡単に抜けます。
インナーボールが抜けない人は、自分の普段使っている物が大きすぎないか再確認してください。
シングルタイプ
インナーボールは、ボール1個・ボールが2個連なったタイプの両方があります。
ボール2個のほうが抜けにくいので、インナーボールが抜けなくなるのが心配な人はボール1個のシングルタイプを使いましょう。
そもそも、ボール2個はインナーボールに慣れてきた人向けです。使い心地・膣を締める感覚に慣れるまではシングルタイプを使ってください。
重さがある
インナーボールは重いほうが落ちやすくなります。いつも抜けなくなる…という人は重めのインナーボールを使用するのがおすすめです。
重いとボールを膣内でキープするのが大変ですが、そのぶん膣トレの効果も上がります。膣を引き締める感覚に慣れてきたら挑戦してみましょう。
これらすべてが揃ったタイプは上級者向けですが、抜けなくなる可能性は限りなく低いです。インナーボールがよく抜けなくなる人は試してもいいかもしれません。
正しい使い方をすれば「インナーボールが抜けない」ということは無い
インナーボールが抜けない原因は、間違った使い方が大半です。使用時間・使用方法を正しく守ればインナーボールが抜けなくなることはありません。
膣の中に直接入れる物なので、使用方法を守って安全に膣トレしましょう。
関連:インナーボールの使い方