膣トレを効率的に行えるインナーボール。ただ…
インナーボールを買ったけど入らない…
インナーボールが思ったよりも大きい…
といった悩みを多くの人が抱えています。
当記事では、インナーボールを痛みなく入れる3つのコツを紹介。さらにインナーボールの正しい使い方を解説します。
この記事を読めば、基本的な使い方を理解し、正しい使い方をマスターすることができます。
目次
インナーボールが入らないときの3つの対処法
インナーボールが入らない人がやるべき3つの対処法は…
- ゆったりと出来る姿勢になる
- リラックスしているタイミングで使う
- ローションやジェルを使用する
1つずつインナーボールの入れるコツを紹介していきます。
ゆったりと出来る姿勢で入れる
膣の中にこれまで入れたことのないものを入れるため、最初にインナーボールを使用するときは拒否反応が起きる場合もあります。
そのため、椅子やソファなどゆったりと出来る姿勢で、インナーボールを入れることをおすすめします。
体がリラックスしているタイミングで使う
また、インナーボールをスムーズに入れるためには、体がリラックスしていることも大切です。
お風呂あがりや寝る前など、体がリラックスした状態のときであれば、インナーボールが入りやすくなっています。
インナーボールが入らないという人は、体が慣れるまで何度もチャレンジしてみるもの1つの手です。
ローションやジェルを使用する
インナーボールを入れるときにどうしても緊張してしまうという人は、ローションやジェルを使用する方法もあります。
ジェルを使って滑りをよくすることで、膣を傷つけることなく、入れることが可能です。
ただ、ローションの処理が面倒ですので、お風呂の中などで使用するのがおすすめです。
インナーボールが2個入らないときはどうすればいい?
インナーボールによっては、ボールの数が「2個」のケースも存在します。
2個とも入らない場合は、ボールを1つだけ入れても十分に膣トレの効果があります。
人それぞれ膣の大きさに差があるため、無理をして2個入れないようにしましょう。
入らない人向け!インナーボールの正しい使い方
次にインナーボールの正しい使い方について解説します。インナーボールを使う手順は、以下のとおりです。
- インナーボールを入れる前に洗う
- インナーボールをゆっくり入れる
- 入れたまま10~15分放置する
- インナーボールをゆっくり取り出す
- ぬるま湯でしっかり洗う
- 専用の袋で保管しておく
インナーボールは膣の中に言えるため、注意して使用する必要があります。正しい使い方を学び、効率よく膣トレを行いましょう。
インナーボールの入れ方
インナーボールを入れる前は、一度ゆるま湯でしっかりと洗います。
洗ったあとは、体をリラックスさせ、ゆっくりと膣内に入れていきます。このとき、少しでも痛みを感じた場合は、挿入を中止した方がいいです。
その日の体調によって、入るときと入らないときがあるため、決して無理をせず使用するようにしましょう。
インナーボールの入れているとき
インナーボールが入ったら、10~15分を目安に入れたままにしておきます。
入れる時間がなくとも効果を得るのが早くなるわけではありません。あくまでも継続して膣トレを行うことで、尿漏れや産後のゆるみ対策になります。
またインナーボールだけでなく、骨盤底筋を鍛えるトレーニングと同時に行うと、より早く効果を感じることができるでしょう。
インナーボールの出し方
インナーボールを入れて15分程度たったら、本体についている「ヒモ」をもち、ゆっくりと取り出します。
インナーボールによっては、ヒモがちぎれやすい場合もあるため、あまり強く引っ張らないようにしましょう。
もし、ヒモがちぎれた場合でも、踏ん張ることでインナーボールを取り出すことが可能です。
インナーボールの洗い方・保管方法
インナーボールを取り出したら、ぬるま湯でキレイに洗浄します。
インナーボール自体は、医療現場でも使用されるシリコン素材でできているため、水洗いだけでも清潔な状態を保てます。
洗ったあとは、インナーボール専用の袋か、ポリ袋に入れて保管してください。ただし、他のラブグッズと同じ袋には入れないようにするべきです。
インナーボールが入らないときの代用方法は?
インナーボールがどうしても入らない方は、「骨盤底筋をトレーニングする」ことで代用することが可能です。
入らないときの代用方法を紹介します。
骨盤底筋をトレーニングする
インナーボールが入らない場合は、骨盤底筋トレーニングがおすすめです。トレーニングのやり方は…
1.仰向けに寝て足を少し開き膝を立てます。
2.肛門を閉めながら膣と尿道も10秒くらいぎゅーっと締め、その後、30秒くらいリラックスします。
3.次に、同じように肛門、膣、尿道を閉める動作をもっと早いテンポで行い、この「キュッ(締める)、パッ(緩める)」を1セットとして、10回繰り返します。
4.1~3を1日数回に分けて5セット以上行います。
(参照)東京女子医科大学東医療センター 骨盤底筋訓練
上記の方法であれば、インナーボールがなくとも膣を鍛えることができます。
少し残念ではありますが、どうしても入らない方は、膣トレをコツコツ行っていきましょう。
インナーボールの代用品は現在ない
また現時点でインナーボールに代わる商品は存在しません。
指を入れたり、他のものを入れたりする方法も考えられますが、膣を傷つける可能性もあるため、あまりおすすめはしません。
まとめ
インナーボールは入らない人は、まずはリラックスした状態で、もう一度入れることにチャレンジしてみましょう。
それでも入らない場合は、ローションやジェルを使用するべきです。
もし、上記の方法でもインナーボールを受け付けないのであれば、医師がおすすめする膣トレを行う方が、安全に膣トレを行うことができます。
インナーボールの正しい使い方を理解し、安全に膣トレを行っていきましょう!