「インナーボールを入れて外出したら膣が長時間鍛えられて良さそう」
そう思ってインナーボールを入れたまま外出する人もいますが、実は大間違い。
なぜインナーボールを入れて外出してはダメなのかと、室内での正しいインナーボールの使い方を解説します。
目次
インナーボールを入れて外出するのがNGな理由
- トイレのときに困る
- 長時間の使用になってしまう
- インナーボールが落ちる可能性がある
インナーボールを入れたまま買い物や散歩に行く人もいますが、それは今すぐやめるべきです。インナーボールは長時間の使用を推奨されていません。
トイレのときに困る
インナーボールを入れて外出した場合、急にトイレに行きたくなったときに困ります。インナーボールを入れたまま用を足すのは衛生的によくありません。
「用を足してから、またインナーボールを入れればいいのでは?」と思うかもしれませんが、それも衛生面で考えるとNG。
トイレは雑菌だらけですし、ましてや前に誰が使っているのか分かりません。
インナーボールをさっと水洗いした程度では雑菌が残るおそれがありますし、そもそも公共の場でインナーボールを洗うのはおかしいですよね。
結果的に不衛生な状態で使用してしまうことになるので、インナーボールを入れたまま外出するのはおすすめできません。
長時間の使用になってしまう
インナーボールを入れたまま外出すると、長時間入れっぱなしの状態になってしまいます。
インナーボールの使用推奨時間は10~15分。長時間の使用は体への負担を考えるとおすすめできません。
15分程度で家に帰ってインナーボールを外せるのなら外出しても大丈夫ですが、現実的ではないですよね。
インナーボールを安全に使うことを考えるのなら、入れたまま外出するのは控えるべきです。
インナーボールが落ちる可能性がある
インナーボールを入れたまま外出すると、うっかりボールが落ちる可能性があります。
歩きながらだと膣に力も入れにくいので、気を抜いた瞬間に…なんてことになりかねません。
そうならないためにも、外出時はインナーボールを使用しないことをおすすめします。
外出時は必要なし!インナーボールの使い方!
- インナーボールを挿入する
- 10~15分間膣トレ
- インナーボールを洗う
室内でのインナーボールの使い方は上記のとおり。基本的には10~15分という短い時間でトレーニングをするのが正しい使い方です。
インナーボールを挿入する
まずはインナーボールを挿入します。慣れるまでは入りにくいことがあるので、楽な姿勢を取ってリラックスしてください。
インナーボールにコンドームを着け、ローションを塗ってから挿入するとスムーズに入ります。ローションはたっぷりと塗って大丈夫です。
※ローションを塗っても入らない場合は緊張が原因の可能性が高いです。お風呂上がりなど、全身がリラックスしているときに再チャレンジしてみましょう。
10~15分間エクササイズ
インナーボールを挿入したら、そのまま楽な姿勢で10~15分間過ごします。テレビやスマホを見ていると時間があっという間に経ちますよ。
【膣を締めるとより効果的】
- 5秒間膣を締める
- 5秒間膣をゆるめる
- これを5回繰り返す
- 1~3を1セットとし、5セット繰り返す
インナーボールに慣れてきたら、膣を締めるトレーニングも同時に行ってみましょう。強弱をつけるのもおすすめです。
インナーボールを洗う
使用後はインナーボールを洗いましょう。清潔に保つことが大切なので、念入りに洗ってください。
【インナーボールの洗い方】
- ラブグッズ用ソープ・石鹸を付ける
- ぬるま湯でしっかりと洗い流す
- タオルなどで拭いて完全に乾かす
完全に乾いたら、サランラップやポリ袋でインナーボールを包んでください。保管時に雑菌やホコリが付くのを防げます。
インナーボールを買ったときにポーチや収納袋が付いているはずなので、そこにインナーボールを入れて好きな場所に保管すればOKです。
ポーチがない場合はジップロックなど密封性が高い袋に入れてください。
※高温多湿の場所に保管するのはNGです。
外出なしでインナーボールの効果をさらに高める方法
インナーボールの使用前後に取り入れると膣トレの効果がアップする方法を紹介します。少し手間がかかるので、時間のある人は取り入れてみてください。
インナーボール使用前にストレッチをする
インナーボールを使用する前に軽くストレッチをしましょう。
ストレッチをして股関節をゆるめておけば余分な力みがなくなり、しっかりとインナーマッスルに効かせることができます。
おすすめのストレッチを紹介します。
全部やると10分かかりますが、時間のない人は何個か選んでやっても大丈夫です。インナーボールを使う前の習慣にするのがおすすめ。
インナーボール使用後にエクササイズをする
ストイックに頑張れる場合は、インナーボール使用後にインナーマッスルを鍛えるエクササイズをしましょう。
【インナーマッスルを鍛えるトレーニング】
- ドローイン
- プランク
- ヒップリフト
- クランチ
- スクワット
- バードドッグ
(参考)インナーマッスルの鍛え方 | 健康長寿ネット
全部をやる必要はないので、自分のやりやすいものを選びましょう。おすすめはプランク・ヒップリフト・スクワットです。
しかし、プランクというと「苦しいだけで単調だしつまらない…」というイメージが強いかと思います。
そんな人におすすめのプランクがこちら。
3分というと長く感じるかもしれませんが、動きに変化があるのであっという間に終わります。
まとめ|インナーボールを入れて外出するのはNG!
インナーボールを入れて外出するのは、衛生面・体への負担を考えるとNGです。
できるだけ長い時間入れることで効果がアップすると思うかもしれませんが、インナーボールはそういうものではありません。
1日10~15分の使用で十分効果を実感できますし、長時間使うよりも日々使い続けることが大事です。膣トレを習慣にして女性美を手に入れましょう。